少林寺拳法部
About
少林寺拳法は、日本で創始された武道で、突き・蹴り・受けなど打撃技を中心とす「剛法」と、投げ技や関節技などを中心とする「柔法」の両方の技術を修得できるという魅力があります。
大会では技のスピードや正確性を競う約束組手の「演武」と、防具をつけた実戦形式の「運用法」という競技があります。我が部では男女、経験者未経験者問わず両競技で活躍中です。
部員数
活動場所
活動時間
メールアドレス
29人
駒場第一体育館柔剣道場、本郷キャンパス七徳堂
月曜日:20:00〜22:00 金曜日:18:30〜20:30 @七徳堂
土曜日:11:00〜14:00 @駒場第一体育館
※感染症対策のため例年と異なる時間帯で活動しており、
今後変更する可能性がございます
Promotion Video
Events
イベント情報は随時更新します
Feature
01
達人のような技の美しさも、実戦での強さも身につけたいあなたに
私たちは楽しく幅広く少林寺拳法を学んでいる一方で、武としては大会で勝つことを一つの目標としています。大会種目には、約束組手の「演武」と実戦形式の「運用法」があり、 好きなことで強くなることも、これら両方での活躍を目指すことも出来るという点が、東大少林寺拳法部の大きな魅力の一つです。
①演武 少林寺拳法の技を組み合わせて作る決められた構成の中で、戦いを演じる競技が「演武」です。間合いやタイミング、目線までもが緻密に計算された攻防は、まるで映画のアクションシーンのようで、見るものを緊迫した世界観に引き込みます。大会では専門の審判が採点を行い、技の巧みさや力強さ、キレなどを評価されます。予め決められた構成とはいえ、全力のスピードの中で、それも複数人で、強く正確な技を出し続けることは容易ではなく、数え切れぬほど繰り返し練習して2分間の本番に臨みます。
②運用法 約束組手の演武とは異なり、実戦的な攻防の中で少林寺拳法の技術を競うのが「運用法」です。試合はヘルメットや二層構造の胴などの防具を装着して行い、頭部への突きと胴への突き蹴りが有効だとみなされるポイント制の組手試合です。そのため、安全性と実戦性を両立した競技といえます。勝敗を決めるのは主審と、旗を持つ2人の副審。一瞬で勝負が決まる緊張感は独特のもので、研ぎ澄まされた一撃が入った時には、見ている方も思わず拳を握り締めてしまうほどです。 演武と運用法は、一見するとかなりかけ離れた競技のように思えるかも知れませんが、少林寺拳法の技術をいざという時に使えるよう磨くための競技という点では同じで、一方の競技の練習がもう一方の競技の上達に貢献するということが多々あります。武道の中にも大会競技は色々あり、どれか一つに絞ることができないというあなたに、演武も実戦もできる少林寺拳法をお勧めします。
02
「武道」って、実際何ですか?
例年の新歓で、武道や格闘技に元々興味があるという新入生が、我が部の門を叩いてくれます。嬉しいことですが、一方で私たちは、「武道なんてイマイチよく分からない」というような方々にも、少林寺拳法の魅力を知り、入部を選択肢の一つに入れて頂きたいと考えております。
「武道」と聞くと、なんとなく人と戦う技術を身につけるというようなイメージは湧くと思います。しかし、現代社会に生きる我々に、素手で人と戦ったり刀で斬り合ったりすることって、ほとんどありませんよね。本当に護身を考えるならば、そういった事態を予め避けるように行動し、遭遇したとしてもすぐに逃げることを考えるべきです。
では、武道なんてやっても意味がないのか。
そうではありません。
「戦い」はなくとも、「闘い」はあります。
志望大学に進学するために、受験勉強に集中する。希望する職業で働くために、就職活動に励む。人生とは「闘い」の連続です。人生を弄ぶ不条理な運命との闘い、夢のへの道に立ちはだかる壁との闘い、辛いことから逃げ出したくなる自分との闘い。そういった闘いに臨む上で、何か全力に打ち込んだ経験とそれに裏打ちされた大きな自信は、必ず力になります。
少林寺拳法をはじめとする武道は、単に肉体的な強さや技の上手さを向上することだけでなく、日々の鍛錬の中で精神を磨き上げ、どんな闘いにも正々堂々立ち向かう美学と確かな自信を身につけることを大切にしています。我が部のキャッチコピー「闘う人は、美しい。」には、そんなメッセージが込められています。
少し宗教っぽい話に思われたかもしれませんが、逆境に立ち向かい受験を勝ち抜いてきた皆さんなら、武道というものの素晴らしさを理解してくださると思います。東大には部活・サークル含めて武道系の団体が多く存在します。今年の春から、皆さんも「武道家」になってみませんか?
03
初心者が日本一を目指せる環境
「初心者歓迎の団体でも、実際入ってみると大会で結果を残すのは経験者ばかり。」ということは大学の部活やサークルでよく聞く話です。もちろん、大会で活躍することだけが大切ではありませんし、経験者に囲まれながら自己研鑽する日々も悪くはないでしょう。でも、どうせ大学から新しいことを始めるならば、一生自慢できるような大会成績を得てみたくはありませんか?
東大少林寺拳法部ならばそれが可能です。それも、国公立大学だけでなく、推薦で経験者を何人も獲得しているような私大を相手取ったとしてもです。実際に東大少林寺拳法部は、全国の大学生が一堂に会する全日本学生大会や、早稲田大学や明治大学といった強豪校とも闘う関東学生大会などで、毎年優勝者と入賞者を数多く輩出してきました。これは、東大の部活の中でも屈指の実力だと思います。しかも、演武(約束組手)と運用法(実戦試合)の両競技においてです。詳しい大会結果については、弊部のホームページをご覧ください。
では、なぜ初心者が9割の東大少林寺拳法部にそんなことが可能なのでしょうか?それは、少林寺拳法の大会部門が段位ごとに分かれており、初心者は初心者同士で競い合うことになるからです。とりわけ我が部は練習のほとんどが先輩による後輩へのマンツーマン指導によって進められ、初心者育成に大変力を入れています。そのため、初心者がほとんどでも、これだけの大会結果を残すことができるというわけです。
無論、経験者も毎年入部しており大歓迎です。初心者経験者関係なく活躍でき、努力が実る環境が、東大少林寺拳法部にはあります。少しでも興味が湧いたらホームページやSNS、そして新歓イベントを覗いてみてください。
Members
壬生 遥乃(文化部出身の部員)
運動部初心者へのススメ
中高と吹奏楽に浸り、体育では最下位争いに励んでいた女子部員。なぜ少林寺拳法部に?
①同じスタートライン 東大は初心者育成に注力しています。また、少林寺拳法は護身術なので体力や筋力に頼らず技をかけます。運動能力や経験によらず同じスタートラインに立てるのです。
②初心者も活躍できる競技 この部にはスタメン争いがありません。帯の色で大会部門が分かれ、未経験スタートの相手と1年生から勝負できます。しかもその舞台は全日本大会。「アイツが武道の全日本に出場⁉︎」と、驚かれること間違いなし!
他にも、部の雰囲気や強い先輩方の姿など理由は尽きず…ぜひ魅力を味わいに来てください!
落合 航平(他の活動と両立する部員)
少林寺拳法部の他に、地文研究会地質部と生物学研究会という2つのサークル、東京大学グローバルリーダー育成プログラム (GLP-GEfIL) に参加しており、地質部では部長も務めています。 運動部に所属した上で他の活動や勉強、バイトと両立させるのは忙しくないと言えば嘘になります。しかしこの部では、試験期間や長期休暇に自主練期間が設けられ、練習の他、帰省やサークルの合宿など、自由に使うことができます。普段も自主練は非強制で、他の活動への理解もあるため、無理なく両立できます。勿論、少林寺拳法に打ち込む事もでき、私も大会前等は積極的に自主練に参加します。両立できれば充実した学生生活を送ることができます。